50%プラス


身近な暮しを書きとめるノートです。
by lykkelig
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

カテゴリ:本、文書( 31 )

want to read

http://www.guardianbookshop.co.uk/BerteShopWeb/viewProduct.do?ISBN=9780852652275
[PR]
by lykkelig | 2012-04-05 10:20 | 本、文書

霧のなかのはりねずみ

こんな暑い日は、家でロシアのアニメーションがいい

■Hedgehog In The Fog
http://www.youtube.com/watch?v=JZS1fLK4DYM
[PR]
by lykkelig | 2011-07-11 09:27 | 本、文書

『キュリー夫人の素顔』

ずいぶん前のことだ。知人が、『キュリー夫人の素顔―上・下』(1975年) を送ってきた。ロバート・リード 著、木村絹子翻訳。その翻訳文の流れるような日本語に驚かされた。

そして先日、その本の翻訳者の木村絹子さんは、朝日新聞科学部長だった木村繁さんのお連れ合いだということを知った。木村繁さんについて書かれた『科学を一面トップにした男』(三田出版会)を読んだからだ。彼は、1987年11月13日脳溢血で55歳で亡くなった。

その本によると、1959年代後半から、朝日新聞科学部で働いた「朝日新聞科学記者第1号」。そして1969年には科学部次長、1975年には部長。

「激しい人だったけど、根はやさしいんです。やさしさとあの激しさがどう繋がっているのか、わからなくなることがありました」。そして高い英語力、メモ魔、誇大妄想的部分があったこと・・・。『科学を一面トップにした男』にある記述だ。

私は、この本を読む前に、一度もお会いしたことのない亡き木村繁さんについて、これらとほぼ同じことを1993年ごろ耳にしている。

ある出来事から、私の人生を変えることにつながった人。それがこの朝日新聞科学部長だった木村繁さんだ。私の本棚の隅みに長いことあった、『キュリー夫人の素顔』の翻訳者が、木村繁さんのお連れ合いとだったとは。その奇遇に声を失った。
[PR]
by lykkelig | 2011-03-20 16:10 | 本、文書

新宿中村屋 相馬黒光

友人・木村民子さんから長らく借りていた本、宇佐美承『新宿中村屋 相馬黒光』を読み終えた。

本の表紙を開くと、日本の近代彫刻の祖、碌山・萩原守衛の作品「女」の写真が口絵に掲げられている。

宇佐美は、『黙移』の中に書かれている黒光自身の言葉を引用する。

「私はこの最後の作品の前に棒立ちになって悩める『女』を凝視しました。高いところに面を向けて緊縛から脱しようとして、もがくようなその表情、しかも肢体は地上より離れ得ず、両の手を後方にまわしたなやましげな姿体は、単なる土の作品ではなく、私自身だと直覚されるものがありました。胸はしめつけられて呼吸はとまり、私は、もうその床の上にしばらくも自分を支えて立っていることが出来ず、・・・・」

碌山・萩原守衛は、30歳で死亡した。その時、良つまり黒光は34歳。高村光太郎は「病死であろうと自殺であろうと、みんなあの女がからんでのことだ」「死因は脳梅毒だ。うつしたのは良だ」と言っていた、と宇佐美は書く。

宇佐美の引用はさらに続く。萩原守衛の日記を焼く場面だ。

「やがて私は孤雁の立会いで、ふるえる手をもって机の抽出しを開けました。・・・・一枚一枚丹念にちぎっては焼き、ちぎっては焼き、眼には一字も見ず火中に投じ尽くし、いかに探るともいっさいを甲斐なき灰としてしまいました。孤雁は私の冷酷な仕様を詰めるように『イプセン』の『ヘダガブラ』だと言って泣き、しばらくの間、死のような画室の静寂を破るものは孤雁のむせび泣きばかりでありました」

相馬黒光について、これまで知らなかったことがわかり、とてもおもしろかった。随所に、ノルウェーの文豪ヘンリック・イプセンの作品が登場することも、私の好奇心を高めた。

さらに宇佐美の表現力はとても勉強になった。彼の人並みはずれた調査力も。巻末にある膨大な参考文献リスト。まるで宇佐美自身、黒光に恋したかのようだな、と思えた。

さて、宇佐美は、私の連合いの若い頃のことを知っていたらしい。彼の愛弟子でもあった木村民子さんが、宇佐美から生前聞いたという連合いのエピソードを話してくれた。

今、出かけなくてはならず、もっと書きたいが時間がまったくない。本の帯に書かれたことばが、この本を最もよく紹介しているので・・・。

「時代に先駆けて激しく生きた侍の娘。
パン屋の女主人は明治初頭の生まれ。9人の子を産み店を繁盛させ、芸術家や文人を集めてサロンの女王として輝いた。革命家を囲い恋もして80年の生涯を全う!!」
[PR]
by lykkelig | 2010-12-26 02:12 | 本、文書

ニルスの国の高齢者ケア

藤原留美さんの著書『ニルスの国の高齢者ケア』を読んだ。副題は「エ―デル改革から15年後のスウェーデン」。2009年、ドメス出版。

認知症の母親を在宅で介護をし、看取った一人の女性が、その体得した経験と疑問をひっさげて、スウェーデンのエスプロ市に行った。大勢の関係者に取材し、その記録を本にした。詳細な統計や図表、何回もの丁寧な取材でなければ決して撮影できない生きいきとした写真いり。

エスプロ市には病院がひとつもない(p172)、施設はもやは存在しない(p76)・・・、想像することも難しい現実がルポされている。さらに地方自治体の自主財源の大きさや、比例制選挙による市長や議員のあり方など、ノルウェーの実態とよく似ている。

エ―デル改革によってスウェーデン高齢者福祉政策が抜本的に変わったとは聞いていたが、これがその結果なんだなと、感心した。
[PR]
by lykkelig | 2010-08-18 23:07 | 本、文書

髭のノラの紹介記事:静岡新聞7月2日

b0148594_2583480.jpg


静岡新聞が紹介してくれた本『ノルウェーを変えた髭のノラ』(明石書店)の表紙。看護士が髭をつけて、「なんで男性より賃金が低いのだ。女性の賃上げには男になるしかないのか」と訴える。

b0148594_2342448.jpg

[PR]
by lykkelig | 2010-08-06 02:58 | 本、文書

『髭のノラ』出版記念スピーチ

『ノルウェーを変えた髭のノラ』こぼれ話 (2010年4月27日 ノルウェー王国大使館にて)

Minister Counsellor, Mr. Tor DAHLSTRØM、
Counsellor, Ms.Wenche PREBENSEN
First Secretary, Ms. Dorthe BAKKE, 
Ms. Ami Semba,  and ladies and gentlemen. Velkommen!

アイスランドの火山噴火が起きたとき、私はヨーロッパに出張していました。帰国便は、早くて26日(昨日)着だと言われました。今日の集いをキャンセルしなくては、と覚悟した矢先、「飛びそうだ」という知らせが舞い込みました。半信半疑でミュンヘン空港に到着したら、本当に飛びました。機内で、「空港再開後の第一便です」とアナウンスが流れ、こうして幸運にも皆様とお目にかかることができました。

この噴火時、世界の首脳は核セキュリティ・サミットでアメリカにいたようです。ドイツのメルケル首相は、いったんスペインに降り、そこから陸路に変えて3日間、自動車で流浪の旅をしている映像が流れました。ところがノルウェーのストルテンベルグ首相はといいますと、膝の上のアイポッドで、ニューヨークのホテルのロビーからオスロの政府と通信をし、悠然と遠隔指示をしている映像が流れました。

実際は大変だったのでしょうが、ストルテンベルグ首相の映像には心が和み、ホッとさせられました。

この彼の仕事の仕方は、現代のノルウェー人の働きかたを象徴しているように思います。

まずインターネットという最新ツールを使いこなして仕事をする点。それに、ロビーしかなかったら、ロビーで仕事にとりかかるという柔軟性。さらにこの国では、首相であろうと誰であろうと何かあった際は、分担・代行できる体制がつくられているという点です。とくに、この最後の点は、重要です。

ノルウェーは、大臣や会社の取締役であっても、就任中になんの抵抗もなく妊娠・出産する国です。そうした女性と職場をつなぐツールはインターネットです。

私の知人で財務官僚の女性は育児休業中でしたが、重要な情報はインターネットで入手し、インターネットで会議に参加もするのだ、と言っていました。そして、公務員の彼女ばかりか、私企業に勤める夫まで、フレックスタイムで働けるのです。在宅勤務をしてもいいのです。また、ポストを代行・代理する制度があるため、首相や大臣であっても、また国会議員でも、市長でも、こころおきなく休めます。首相が副首相に、または大臣が副大臣に職務を代わってもらった話を、何度か耳にしました。

こうしたノルウェーの柔軟な労働環境は、女性が働き続けるために、非常に重要です。ノルウェーの女性は、3才以下の子どもを持っていても、その就労率は75%。出産後に女性の7割が退職する日本とはちょうど逆です。

こうした環境があるからこそ、ストルテンベルグ首相のゆとりのアイポッド光景になったのではないでしょうか。つまり女性に優しい環境は、男性にとっても優しい環境だといえます。

こうした職場環境を作りあげたノルウェー社会に、私が魅せられてから、20数年が経ちました。

More
[PR]
by lykkelig | 2010-05-29 01:14 | 本、文書

ノルウェーを変えた髭のノラ、出版記念シンポ

b0148594_24093.jpg『ノルウェーを変えた髭のノラ』(明石書店)を出版した。2010年4月27日、広尾のノルウェー王国大使館が、出版記念会・レセプションを開いてくださった。男女共同参画行政に携わる人たち、本に引用した人たち、本を書くにあたって勇気を与えられた運動家たち、報道関係の方々が、全国から集まってくださったノルウェー王国大使館Web『髭ノラ』出版記念シンポ


b0148594_2423433.jpgいい気候だったらプールサイドでレセプションができるのだが。あいにくの雨
b0148594_21505217.jpg公使参事官Tor DAHLSTRØMの挨拶。隣は通訳を務める仙波亜美さん

b0148594_21493363.jpgスピーチをする明石書店石井社長

b0148594_2148359.jpg『髭のノラ』こぼれ話のスピーチ草稿はこちら。スクリーンは7党中4党が女性の党首のノルウェー政界。その女性政策は『ノルウェー変えた髭のノラ』をどうぞ

b0148594_21481861.jpg演台の後ろにはためく色とりどりのバルーンは、大阪から飛んできた

b0148594_22293522.jpg ノルウェー男女平等の本 を発行した荒川ユリ子さんが質問に立った。荒川さんは、ノルウェーの小・中学校の本の日本語訳を発行するため、「ノルウェー男女平等の本を出版する会」を立ち上げた。1997年頃の本だが、今も新鮮。日本の小・中学の副読本として最適

b0148594_2216742.jpg衆議院議員の京野公子さん。「衆議院議員なのに、黒塗りのハイヤーを使わないでいらっしゃるらしい」と大使館で噂になっていた。庶民の心に寄り添う貴重な政治家の1人

b0148594_2221448.jpg

b0148594_22192823.jpg

b0148594_2244917.jpg

b0148594_2221312.jpg売買春運動を続ける高橋喜久枝さん、何から何までいろいろお世話になった明石書店編集部黒田貴史さん、

b0148594_2234682.jpg全国フェミニスト議員連盟の友人たち

b0148594_22374077.jpg友人のポパルさん、高橋さん、山城さんも駆けつけた

b0148594_2228379.jpg「女性歌人たちの敗戦前後」(『扉を開く女たち』砂小屋書房)を著した内野光子さん(左)。男女平等が高らかに歌われた敗戦後の歌壇に女たちの出番は余に少なかった、女性雑誌の歌壇ですら選者は皆男性だった、戦意昂揚から平和国家への劇的変化の糾弾にさらされなかった女性歌人たち・・・。丹念な調査とジェンダーの視点による日本の短歌史と評論。内野光子ブログもどうぞ

b0148594_22351865.jpg衆議院議員の藤田一枝さん。私が議員だった時代からの友人。一緒にノルウェーのクオータ制調査旅行にも行った。女性の労働権確立のため初心を忘れず頑張っている稀有な政治家の1人。

b0148594_22553368.jpg富山県高岡市で、女性のエンパワーメントを旗印に県や国会にロビー活動をする「シャキット富山35」の山下清子さん(右)。中央はヴェンケ・プレベンセン参事官(Wenche PREBENSEN)、左はノルウェー語の語学力の低い私の知恵袋となって助言してくれた仙波亜美さん。シャキット富山35

b0148594_22424368.jpg クオータ制を実現する会を立ち上げて世論を動かそうと頑張る神永礼子さんが名古屋からかけつけた(右から2人目)。クオータ制を実現する会はこちらhttp://www1.odn.ne.jp/quota/
b0148594_2244436.jpgクオータ制と比例代表制を広めるため千葉県柏市から発信する田口房雄さん

b0148594_255546.jpg
b0148594_22463494.jpg
b0148594_2582916.jpg滋賀県大津市で「さくらんぼ女性サポートルーム」代表としてDV被害者の相談を担う岡田けい子さん。岡田さんのノルウェー訪問記録は、今回の本を書く際参考にさせていただいた。

b0148594_22394542.jpg富山の水引細工について説明する三井。右は大使館の研修生。陸軍で働いていたというところがノルウェー的だな、つい思ってしまった

b0148594_22532591.jpg

b0148594_2253541.jpg富山の水引細工「松竹梅」。見事な伝統工芸品。結納の時に使われてきた。ノルウェー大使館にプレゼントしました。http://mizuhiki.jp/mizuhikizaiku/index.html

b0148594_1845081.jpg写真撮影はすべて大熊一夫(右)。お疲れさまと、最後に、友人にカメラのシャッターを押してもらってニコリ。

[PR]
by lykkelig | 2010-05-25 22:58 | 本、文書

James Joyce と Ibsen

ジェームズ・ジョイスの "The Dead"は、イプセンの「人形の家」と似た設定だという。主人公である女性の覚醒がポイントらしい。

トリエステに長く住んでいたジョイスは、ノラ・バーナクルと事実婚をしている。彼女こそ、ジョイスのミューズと言われる女性だ。

トリエステに住んでいた2人の間に生まれた子どもたちの1人に、ルシアという娘がいる。ルシアは、20代後半から精神病を患い、後、分裂病と診断されて、チューリッヒの病院に入院。精神病が原因で別離につながったらしいが、その前は、サミュエル・ベケットの恋人だったという。

ジョイスは、ノルウェーの劇作家イプセンを高く評価していて、評論も書いているという。

ジョイス、イプセン、ノラ、ルシア、ベケット・・・・。

ジョイスとノラについての記述: A miscarriage in 1908 coincided with the beginning of a series of difficulties for Nora, which placed strain on her relationship with Joyce and made it increasingly conflicted. Although she remained by his side, she complained to her sister both about his personal qualities and his writings.

In these letters to her sister, she depicts her husband as a weak man and a neurotic artist. She accuses Joyce of ruining her life and that of their children. She says he drinks too much and wastes too much money. As for his literary activity, she laments the fact that his writings are obscure and lacking in sense. She hates attending his meetings with other artists and admits she would have preferred him had he been a musician — in his youth, he was a talented singer — rather than a writer.

Another challenge to the couple's relationship was posed by Lucia's mental disease. Nora believed hospitalization was required, but James was against it. Lucia's parents brought in many specialists and only in 1936 was she interned in a clinic. There, she was often visited by her father, but not her mother; Nora would refuse to see her daughter ever again.
[PR]
by lykkelig | 2010-02-03 10:56 | 本、文書

池辺史生の書評「精神病院を捨てたイタリア捨てない日本」 

池辺史生元朝日新聞記者の書評。2010年1月号、朝日新聞社社内報『エー・ダッシュ』。 「熊さん…」で始まる文章が、とてもいい。

b0148594_1140420.jpg

[PR]
by lykkelig | 2010-02-02 11:41 | 本、文書
カテゴリ
以前の記事
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 10月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 08月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 01月
2004年 10月
2004年 07月
2004年 06月
2004年 01月
2003年 11月
2003年 09月
2003年 07月
2003年 05月
2003年 01月
2002年 10月
2002年 01月
2001年 08月
2001年 07月
2001年 04月
2001年 03月
2001年 01月
フォロー中のブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧