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身近な暮しを書きとめるノートです。
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失業中、裁判中

「加給年金」という言葉を知っている人はどのくらいいるだろう。銀行で「年金相談」をしていることを見つけた。うちの母親がもらっている遺族年金について聞くついでに、私自身の場合も聞いてみた。

今年初め、連合いが大手術をしたので、もしものことを考えたからだ。

なぜ、もしも、を考えたか? 手術前、執刀医師や麻酔医から、もしもの場合・・・の話しを聞かされた。その後、「ここにサインをお願いします」と、用紙を渡された。それには、「医師の話を聞きました。その上で手術ならびに全身麻酔を承諾します」書いてあった。サインをした時は、大丈夫だと信じてはいても、万が一の事態を考え、からだに震えがはしった。

銀行の話しにもどると。。。。銀行のスタッフに、「うちの母は、遺族年金をもらっていますが、私の場合は・・・」と切り出してみた。すると私のように婚姻届を出してない場合、遺族年金の請求はとても厳しいという。それより先に加給年金という制度にあたってみたらどうか、とアドバイスされた。

加給年金? 何それ? 生まれて初めて聞いた言葉だった。

銀行の相談員の話しを聞いてわかった。要するに、配偶者が退職した後の配偶者手当みたいなものだ。配偶者手当などもらったことがないし、そのような立場にいたこともなかったから、この加給年金とやらも、初耳だった。日本の妻には特別な制度がととのっているな、と感心した。

ところが、である。やはり、これも、婚姻関係であることが基本らしい。

年金の請求が受理されない場合の例

●配偶者の年収が850万円以上で、加給年金額を請求するとき
●入籍なしで加給年金額を請求するとき
●内縁関係者の加給年金額を請求するとき
●在職老齢年金が全額停止のとき(受理はされるが全額停止を少しでも受理できるようにする)

遺族給付の請求が受理されない場合の例

●本妻ではない愛人が請求するとき
●入籍しないで請求するとき
●850万円以上の年収があるとき
●偽装離婚で夫が亡くなったとき

要するに、日本では正式に婚姻届を出してない場合、その連れ合いにつくはずの年金の付加金や、連れ合いが死亡した後の遺族年金がもらえない、ということだ。これでは、結婚願望が大きくなるはずだし、離婚したくても離婚をとどまる女性が少なくないはずだ。

中高年女性は解雇されたら、いくらハローワークに日参しても、適当な仕事はない。私も、解雇後、どれだけ通ったことだろう。さらに、多くの女性の場合、中途退職だ、非常勤だ、派遣だ、パートだというわけで、そもそもそれまでの年収が少ない。ゆえに自分のもらえる年金自体極端に少ない。

花のシングルは、経済的余裕があってはじめて成り立つ。先立つものがあってはじめて自由を謳歌できる。

ところで、私は法的にはシングル。私の連合いもシングル。彼は前妻との離婚協議が何年間もかなわったらしい。そこで、よくあるように、ある夜、彼は家を出て別居。その後、長くややこしい調停の末、1996年7月26日にやっと離婚成立。だから今は、二人とも“花のシングル”である。二人が一緒に住もうと一緒に旅行しようと法的にはまったく問題はなく、実際そんなふうにして生きている。とはいえ経済上、八ヶ岳山麓にいることが多い。

今私は、解雇され失業中だ。だから、彼の年金に「加給年金」がつくととても助かる。しかし、日本の慣行では、私たちの生活パターンの場合、どうも難しそうだ。

一方、多くの先進諸国では、正式な婚姻届を出してなくても、生活を協力しあって営んでいる場合、同じような法的権利があるとされている。具体的にどのような権利なのかを調べてみる価値がありそうだ。

そもそも、女性が男性と比較して賃金が半分だったり、女性のほうが、安易に辞めさせられるような不安定労働に集中していると一概にいえないだろうから、前提が日本とは違っているのかもしれないが。

とにかく、日本では、ある程度の収入がある男性と結婚した場合、「働かない主婦」が優遇される制度が充実している。そういう分野への公的扶助が、中年女性の雇用促進、つまり「働こうとする主婦」のために回されればいいのに、と思う。すると女性たちの自立が進み、DV夫から逃れる潜在的力も出てくるはずだ。
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by lykkelig | 2008-12-06 00:18 | 働くこと生きること
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